デザインよりも中身が大事でしょ!
プレゼンはスライドよりも中身でしょ?
スライドよりも
なかみでしょ
みなさんも聞いたことがあるのではないでしょうか。
これは、まさにその通り!であります。
例えば、ノーベル賞級の発表内容ならば、誰もが大注目です。
どんなに見づらくても、聴衆は必死に見てくれるでしょう。
内容に価値があるのであれば、チラシの裏に手書きの資料でも十分だと思います。
でも、このサイトは研究・発表について、初心者の方を対象にしています。
初心者の発表内容はそんなのじゃないですよね?
スライドはあくまで、プレゼンのツールです。
だけど、見やすいスライドはプレゼンの素晴らしい武器になります。
口述でつまずいても、スライドが助けてくれることもあるんです。
おしゃれなものでなくて構いません。
しかし、デザインについて考えることは、研究・発表の初心者には必ず役に立ちます。
タイトルの位置とか気にするの?
タイトルや文字の位置なんて、あんまり気にしないかもしれません。
私も「置き場所」に関しては、個人の好みでよいと思います。
しかし、問題はズレが生じる時です。
例えば、このようなスライドは、どこに注意がいくでしょうか。
「動いてしまうと注意がそこへ」の位置が、スライドごとに異なるため、動いて見えます。
もちろん、実際の発表の際は、ここまで早くは動かさないので、違和感も少ないかもしれません。
しかし、人間は本能的に、動くものに注意をはらってしまいます。
目的としている情報を伝えるためには、相手に余計な注意力を使わせない方がいいですよね。
プレゼンして、何を伝える?
プレゼンの目的は「伝える事」です。
研究発表ならば、自分の考えを誰かに伝えることが最大の目的となります。
ですが、人に何かを伝えることは、難しいと感じたことはないでしょうか?
特に、プレゼンでは「何を伝えるか」が重要になってきます。
最も伝えたいのは、「研究方法」なのか「研究結果」なのか。
それとも「研究をおこなった背景」でしょうか。
同じ研究に対しても、切り口はたくさん存在します。
特に学会発表などでは、持ち時間は10分以下のケースが多いと思います。
私も経験がありますが、はじめて発表したときは10分がとても長く感じました。
初心者には、あまりにも長い10分です。
しかし、多くの情報を伝えるには、充分な時間とはいえません。
デザインの第1歩は、「何を伝えるのか」を決めることです。
まとめ
私も以前は、デザインなんて気にせずにスライドを作成していました。
その為、多くの時間を無駄にしたと思います。
デザインの第1歩は、「何を伝えるのか」を決めること。
みなさんの、スライド作成にかかる負担が少しでも軽くなれば幸いです。
センスもないし。
参考になるサイトや作成のコツを紹介していきます