これを踏み台にしていこう!
この記事の目次
「わかりやすい」を考えていますか?
プレゼンの目的は「伝える」こと…
できるだけ「わかりやすい」スライドを作りたいものですが、むずかしいですよね。
聞き手の「わかりやすい」を考えているでしょうか?
「知らない」ではなく、考えていない
私は、自分のスライドや口述の内容が、「なぜわかりにくいか」を考えていませんでした。
これでは、どれだけ頑張っても「わかりやすい発表」にはなりませんね。
「デザインなんてわからないし、スライド作成はセンスの問題でしょ」と思っていたのです。
初心者や私のようなセンスに自信がない人ほど、デザインが重要になると考えています。
詳しくは「スライドにデザインは必要なの?」をご覧ください。
いろんなものを参考にしよう
文字で説明するよりも、図やグラフにした方がわかりやすいとよく言われます。
でも、わかりやすい図を作るのは難しいですよね。
ここで、私の1番好きな図を紹介します。
出典:水のめ~る
コーヒーにはいろんな種類があるんですね。
この図があれば、説明はいらないでしょう。
コーヒーショップの入口に置いて欲しいくらいです。
研究発表では、毎回このようなわかりやすい図が作れるとは限りません。
でも、「図にしてわかりやすくはならないかな」と考えることは重要です。
発表の上手な方の多くは、わかりやすい図を使っています。
発表だけではありません。
テレビや雑誌、お店には図やイラストにあふれています。
雑誌やお店なのにある図に注意してみましょう。
案外、自分が使える図があるかもしれませんよ。
わかりやすい「表現」にしていますか?
研究発表などでは、難しい単語が多くでてきます。
固有の単語なので仕方がないですよね。
しかし、他の「表現」も難しくしていないでしょうか?
口述とスライドは同じ表現?
口述の表現と、スライドの表現が異なっていませんか?
「そんなことないよ~」と多くの方は思うでしょう。
私の失敗例をあげます。
セリフでは「天気がよくない」
スライドは「天気がわるい」
となっていました。
聞き手に変換を要求することになります。
上の例は単純な文なので、まだわかると思います。
しかし、これが専門的な内容だったら?
意外かもしれませんが、「話し言葉(セリフ)」と「書き言葉(スライド)」が統一されていないケースはよく見られます。
意識してチェックすれば、簡単に見つけられます。
是非、1度みなおしてみてください。
丁寧に言おうとするあまり…
…さて、この人は苦しいのでしょうか?苦しくないのでしょうか?
非定型を丁寧に言おうとするあまり、わかりにくくなってしまいます。
くわえて、自信が無いため語尾があいまいになるんですよね。
このように、たくさん作れますね(笑)
これは私が1番、苦手にしているポイントでもあります。
自分では気がつきにくいですしね。
対策としては、何度も口に出して練習することでしょうか。
みなさんも、少し意識してみてください。
まとめ
私の発表のわかりにくかった所をあげていきました。
見落としがちですが、注意しておけば、修正できるものばかりです。
みなさんもぜひ、見直してみてください。