対策を考えよう!
この記事の目次
なんで緊張するの?
これは多くの方から、よく聞かれます。
人の前で発表やプレゼンをする…緊張しますよね。
もちろん私も、いまだに緊張します。
だから、「まったく緊張しない方法」は私にはわかりません。
なぜ緊張するのでしょうか?
まずは、緊張について考えていきましょう。
緊張の原因;失敗したらどうしよう
「人前に出てお話をする」失敗したらどうしようと、緊張してしまいますよね。
でも、正直にいってしまえば「たかがプレゼン」です。
失敗しても人生が終わるわけではありません。
とはいえ、緊張してしまう人ほど、「失敗を恐れている」と感じます。
プレゼンが始めるまでは、失敗するかは誰にもわかりません。
でも想像の中で、失敗のイメージを重ねて、より緊張していく…悪循環です。
緊張するは悪いことではない
緊張している時は、よい気分ではありません。
できるなら克服したいですよね。
では、発表に慣れている人は緊張しないのでしょうか?
多くの発表(プレゼン)をされている方に聞いたことがあります。
どうやったら緊張しなくなりますか?
緊張するのは「悪い事」だけではありませんよ
そうなんですっ!
多くの学術大会やセミナーで講演されている方や、海外で活躍されている方も、緊張するそうです!!
また、
- 準備しているからこそ緊張する
- 適度の緊張は、よいパフォーマンスに必要
と教えていただきました。
「どんなに慣れている方でも緊張する」
「緊張=悪い事ではない」
結論;自分で「どうにかする」しかない
とはいえ、過度な緊張は避けたいものです。
実は、発表を聴いている人もプレゼンがはじまると多少、緊張していたりします。
身構えてるわけですね。
そこへ、演者の過度な緊張が会場へ伝わるわけです。
演者も会場も、よけいに緊張してしまう悪循環におちいってしまいます。
さて、対策は…
「自分の緊張は自分で対処するしかない」
です。
実際の対策を教えてよ!
以下、私が実践している方法をお教えします
かとしん流!緊張への対策
ここからは、私が考える緊張への対策をお教えします。
少しでも、皆さんの緊張緩和に役立てば幸いです。
練習する
「緊張する人」や「発表に自信がない人」ほど、スライドは早く作り終えて、練習しましょう。
「不測の事態」に遭遇すると、人は緊張します。
本当に最悪のケースですが、スライドが動かないといった事態もあるかもしれません。
スライドがなくてもお話しできるくらいまで練習できていると、自信もつきます。
不安な人ほど、くりかえし練習してみましょう。
はじめの2分をのりきろう
発表が始まる直前が緊張のマックスですよね。
さて、あなたの緊張はどのくらい続きますか?
不思議なもので、どんなに緊張した状況でも、次第になれてきます。
私の場合は、はじめの2分くらいが、自分でも「緊張してるな~」と思うくらい緊張しています。
ここで余計なアドリブをいれて失敗し、また緊張するという失敗もあります
よって最初の2分くらいは、むずかしい事は避けています。
この避けている事とは「内容的にむずかしいこと」ではなく、「言いにくい」や「間違えやすい」など、口述を対象にした「むずかしい」です。
「むずかしい」ことは、緊張がやわらぐであろう2分以降に持っていくことで、スムーズに発表に入っていけます。
本当は、発表の最初で聴衆の関心をつかみたいです。
しかし、序盤に失敗して引きずるのはきつい…と思います。
発表時間に余裕があるのであれば、関心つかむフランクな内容(そして口述しやすい)にするのもよいですね。
心理学を利用する
「練習もしたし、もうやることは無い」といった方…
そんな方には、心理学はいかがでしょう?
みなさんの大好きな「エビデンス」もありますよ!
Amy Cuddyさんの講演動画を紹介します。
Amy Cuddy「Your body language shapes who you are」
※右下の「吹き出し」から「japanese」を選べば、日本語字幕がでてきます。
Amy Cuddyさんは、ハーバード大学で社会心理学を教えている心理学者です。
動画をみていただけるばわかりますが、
「2分間、体を大きく見せるポーズ」をとることにより、自信を持てるようになるそうです。
心理学の研究結果なので、めっちゃ効果がありそう!ではないですか?
というか、「めっちゃ効果がある」と思った方がより効きそうです(笑)
「手のひらに人と書いて、3回のみ込む」よりも、科学的根拠があるんですから。
実践してもマイナスにはならないでしょう。
緊張してどうしようもない時に、試してみてください。
【おまけ】哲学の力をかりる
練習してもだめ、心理学も効果がない…
そんなあなたにおすすめしたい本が「その悩み、哲学者がすでに答えを出しています
この本では、「ブッダによる緊張への対策」を知ることができます。
過去の記憶にも未来への不安にもこだわりをもたず、「今・ここ」に集中することで、「失敗したくない」「生き残りたい」といった煩悩から起こる過去や未来への執着のとめどない膨張を、せき止めることができる
引用:その悩み、哲学者がすでに答えを出しています 緊張してしまう
その他にも、「将来が不安」「お金がほしい」「死ぬのが怖い」など多くの悩みに対する哲学者の答えが書いてあります。
緊張対策以外でも、とても面白い本なので、ぜひ読んでみてください!
ほんとに効果あるの…
こんな考えもあるよってくらいに気楽にね
まとめ;緊張と上手にお付き合いする
で、緊張はしないの?
結局、私はいろいろやっても緊張することがわかりました。
でも、「緊張の対策」に悩んで時間をかけても無駄ので、
1.上記の方法で少しでも軽減する。
2.緊張してもできる発表内容にする
2.は、「アニメーションを入れない」や「1スライド1メッセージ」、「わかりにくい表現を使わない」などです。
ようは小手先の、姑息的対処をしているわけです。
今回は①の方法をあげていきました。
今後は②も書いていくつもりです。