ある程度できたら、発表練習に時間を使った方がいいよ
この記事の目次
スライド作成の目的は?
プレゼン用のスライドを作っていると、細かい所が気になったりしますよね。
私は、初心者こそスライド作成に時間をかけてはいけないと考えます。
その理由を説明していきます。
スライドの調整は永遠に終わらない?
スライド終わんない…
寝ます(●´∀`●)— かみまい☆ (@kamimaimai2) November 17, 2018
スライドはどうなったら完成でしょうか。
「よし!完璧っ!!」と思っても、次に見るとまた気になる点が出てきてしまう…
きちんと作ろうとするほど、終わりが見えませんよね。
スライドはあくまでプレゼンの道具
プレゼンの目的は「伝える事」です。
研究発表ならば、自分の考えを誰かに伝えることが最大の目的となります。
スライドはそのための、道具でしかありません。
発表になれていない人ほど、「口述の練習に時間をかけるべきっ!」だと私は思います。
何よりも「口述の練習」に時間をかけるべき理由
カンペ作って2,3回読んでおけば充分でしょ
「口述の内容は暗記しなければいけない…」とは思いません。
しかし、私は「口述の練習」に最も時間を使うべきだと考えます。
その理由をあげていきます。
スライドや台本のおかしな所に気がつく
文章を声に出して練習することで、
読んだ時には感じない、不自然なところに気がつきやすいと思います。
PCのモニタでは不自然に感じなかったものでも、声に出すと「あれっ」てこともよくあります。
スライドの表現と、口述の表現が異なっていませんか?
読み上げにくい言葉にはなっていませんか?
「前後のスライドがうまくつながらない」なんてことも、何度も経験しました。
ぎりぎりになって、発表の構成を変更するのはとても大変ですよね。
できるだけ早くスライドや口述内容を作ってしまいましょう。
口述の練習をしながら、スライドや台本の修正をおこなっていきましょう。
緊張が(少しは)やわらぐ
口述の練習に多くの時間を使うメリットとして、緊張がやわらぐと思っています。
なれていない方ほど、発表時には緊張しますよね。
最も効果的な緊張への対策は、「口述の練習をおこなうこと」と考えています。
先ほども書きましたが、「口述の内容は暗記しなければいけない…」とは思いません。
しかし暗記できるほど練習していれば、ハプニングの際も対応ができます。
口述の練習することは、緊張やハプニングへの対策になります。
多くの方に「緊張への対策」について、ご質問いただきます。
私も緊張しないわけではありません。
しかし、私のおこなっている緊張への対策を別記事にまとめたいと思います。
できるだけ早くスライドをつくるには?
簡単にできれば苦労しないわっ!!
早くスライドをつくるには、どうすればよいのでしょうか?
私は
- 真似すべきデザインを決める
- スライドの目次まで作る
が重要になると考えます。
真似すべきデザインを決める
まずは、デザインを決めましょう。
デザインは、あなたが「わかりやすいな」と思った方を真似すればよいと思います。
ネットでも、いろいろなスライドを見ることができます。
お気に入りのデザインを見つけてください。
スライドの目次まで作る
スライド作成時に、目次ができると、作業も格段に進みやすくなります。
下の記事では、マインドマップをおすすめしています。
ご自身が使いやすいもので結構です。
まずは、目次までを作ってみましょう。
まとめ
初心者ほどスライドに時間をかけない方がいい理由、を述べてきました。
発表に慣れていない方ほど、口述の練習に時間を使った方がよいと思います。
口述の練習が、「スライドや台本の修正」・「緊張への対策」につながると考えているからです。